陣太鼓を
起源に持つ
水戸太鼓

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水戸太鼓の歴史

徳川御三家常陸の国水戸の九代藩主徳川斉昭公は、天保11年(1840年)に戦の演習として「追鳥狩」(おいとりがり)を行いました。
先陣の合図として打ち鳴らされた陣太鼓(水戸常盤神社義烈館に現存)に水戸の太鼓の歴史はさかのぼります。

水戸の太鼓の歴史を礎に、新しい水戸の郷土民族芸能として昭和48年(1973年)7月に「水戸太鼓」が創られました。

古き良き伝統と
四季折々の情景を
盛り込んだお囃子

曲は、水戸の夜明け「あかつき太鼓」・天下の魁「義烈太鼓」・大洗「荒磯太鼓」・偕楽園「偕楽ばやし」・水府「五段流れ打ち」・「快風葵太鼓」・「獅子の響き」・「僊湖の舞」・「太鼓おどり」・「天震和同太鼓」など15曲のレパートリーを有し、曲の雰囲気は、水戸の古き良き伝統と四季折々の情景を盛り込んでおります。
直径約三尺三寸(約1メートル)の「葵陣太鼓」を打ち込んでの勇壮な演奏と女子のメンバーによる「太鼓おどり」は大好評をいただいております。また、数年前より津軽三味線を取り入れて太鼓との競演を行い演奏の幅を広げております。

結成以来、毎年「水戸黄門まつり」を始め、各種の記念式典や県内外のイベントに数多く出演しております。
海外公演としては、水戸市と姉妹都市でありますアメリカ・アナハイム市の「ディズニーランド」での「フェスティバルジャパン」に特別出演して世界各国から訪れた観光客から大喝采を浴びました。